d-lab gallery

コレカラ ハジマル モノガタリ 展  

d-lab gallery 101Aでは、横山正美個展「柿渋と墨のかばん」ですが、
101Bでは『コレカラ ハジマル モノガタリ 展』を開催しています。

これまで展覧会で見た絵の中で、ごく個人的ですが『物語が始まりそうな絵』だなあと思った作家さんにお願い致しました。

最初は、銅版画家の高尾ふき子さん。
四角く切り取った奥に、精密な観察による象の目は輝き、巨大な象がいるように感じます。
高知国際版画トリエンナーレの入選作も展示していただいています。

コレカラ 001

こちらは、、千葉由笑(よりえ)さん。
岩絵の具ならではの、立体感・素材感を生かした表情豊かな作品です。写真では表現しにくい魅力があります。

『主に岩絵具を使った絵画を制作。
窓から世界を眺めているような平面から、現実へ引き出して体感できる空間を作りたいと思うようになり、2008年より立体も制作し始める。
それと同時にジャンルにとらわれずに様々なものを作るようになっていく。
あちらの世界とこちらの世界の境目をなくすことが目標。』とプロフィールに書いてくださいました。

101B室の扉を開けたら左を見てください。千葉さんの作品です。ポップともいえる木に囲まれた黒い空間に蝶を浮かせています。その黒さは、囲まれた小さな四角い箱ではなく、どこまでもつながる奥行きを持っているように感じられます。その先はあちらの世界のような気がします。

コレカラ 002

これまで、個展も含め何回か作品の展示をお願いしている時和弥生さんの作品です。
球体関節人形のシリーズから4点、展示していただきました。
彼女の独自の世界が表現され、彼女の作品を見たいと来られる方もおられます。

コレカラ 003

安田樹里さんのオイルパステルで描いた作品です。5点展示していただいています。
カラフルな色彩が、目を引きます。心に浮かぶままに描くと、語っておられました。初めての作品展になり、これには1篇の詩があります。

キリンのわたし
噴水の水がしゅうしゅう吹きあがる
ピンクと黄色に輝く水が
わたしは それを かぶってる
頭のうえから かぶってる
不思議だわ ピンクと黄色のキリンになった
ふと周りを見渡すと
ここはアフリカ ひろいサバンナ
踊ってる 赤と黄色のシマウマたちが
ライオンたちが とびはねる
オレンジ色のライオンたちが
毛並みが くっきり 輝くよ
太陽と月が見下ろしている
青い太陽 緑色の月
おはよう おはよう 呼びかける
ジリリリリンと音がする
ああ夢だった
アフリカの地に もうすこし長くいたかった
キリンのわたしでいたかった

コレカラ 004

次は、井窪豊氏の作品です。
井窪さんには、これまで2回個展をお願いしています。空気を含んだ立体が好きですが、絵本を作っておられます。
この度は、12枚の作品を展示してくださいました。
作品とともにキャプションも御覧ください。絵本をつくっておられる方ならではのキャプションです。そして想いを広げてください。

コレカラ 005

その中から、『少し疲れたのでみんなで笑う』という作品です。

コレカラ 006

最後は、高橋エイタロー氏の作品です。植物をデフォルメし、デザインした作品を見て依頼しました。
対象の植物を見て、物語を考えて描いておられるように感じました。
植物を千手観音に重ねた作品、マントを着せてみたとおっしゃる作品など、5点出品していただいています。

コレカラ 007

この作品展でもそうですが、ぜひ実際の作品を見ていただきたいと思う作品ばかりです。

category: gallery

thread: art・芸術・美術 - janre: 学問・文化・芸術

tag: 入間市のギャラリー  モノガタリ  高尾ふき子  千葉由笑  時和弥生  安田樹里  井窪豊  高橋エイタロー 
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